ミニグラフト法(皮膚移植術)

当クリニックでは、尋常性白斑に対するミニグラフトを行っています。

ミニグラフトは、難治性の尋常性白斑に対する治療法で、白斑部に1mmの小さな穴をあけ、そこに正常皮膚から採取した1㎜大の皮膚を植える皮膚移植術です。
白斑部と採皮部に傷がつきますが、一つ一つは小さな傷なので目立ちにくいです。
局所麻酔での治療で、日帰り手術が可能です。

おおむね半年以上症状の進行が止まっている尋常性白斑で、外用剤や紫外線療法で効果が得られなかった場合に適応になります。
病気がまだ進行している場合には、手術をしても白斑が再発しやすくなりますので、主に外用剤による治療や紫外線療法を行います。

大まかな目安として、20か所の移植で1円玉程度の白斑が治療できます。

手術した部位に紫外線療法を行うと、移植した色素が広がりやすくなります。当院で継続して紫外線治療を行っていただけます。

手術料金 20か所 33,000円(税込)
(白斑の大きさに応じて増減)