小手術について

小手術のイメージ写真

当クリニックでは、ホクロやできもの、粉瘤、イボなど日帰りで可能なものについては手術による治療を行っております。

なお、皮膚の悪性腫瘍など、病院での治療が必要な症例の場合は、適切な専門医療機関をご紹介し、病診連携で患者様をサポートしてまいります。

小手術の流れ

1. 問診・各種検査
まず当クリニックの外来を受診してください。その際に、問診や視診、触診、各種検査などを行い、手術が適当かどうか診断いたします。
2. 手術日の決定
患者様の都合なども考慮し、手術日を決めます。その際に、手術の内容、手術日までの生活上の留意点などをご説明いたします。
3. 手術の実施
手術日の指定された時間にご来院ください。必要な準備を整えたうえで手術を行います。
この時間は症例によっても異なりますが、ホクロや粉瘤でしたら15~30分ほどで終了します。
手術の後は、手術部位を保護し、暫く当クリニック内で経過を見てから、ご帰宅することが出来ます。
4. 手術後の症状
手術後の1~2日程度は、軽い痛みが続くこともあります(必要に応じて痛み止めを処方いたします)。
また、手術部位の腫れは3~4日ほど治まらないこともありますが、1~2週間後に落ち着いてきます。
5. 手術後の抜糸
特に問題が生じなければ、手術から5~10日後に当クリニックを受診し、抜糸を行います。その際に手術後の経過も診断いたします。

皮膚小手術の主な対象疾患

  • ホクロ
  • 粉瘤
  • 脂漏性角化症
  • 軟線維腫

ホクロ

ホクロは、皮膚の一部にメラノサイトという色素細胞がたくさん密集して作られます。
ホクロ自体は放置していても特に問題は無いのですが、悪性腫瘍などとの鑑別が大切です。
悪性黒色腫の初期段階は、ホクロのような形状に見えるかもしれませんが、命に関わることも少なくありません。
気になるホクロが見つかったときは、早めに皮膚科を受診し、危険な病気ではないか確認するようにしましょう。

悪性の疑いが無ければ特に治療を行わなくても大丈夫ですが、見た目を気にされる方も多く、本人の希望があれば切除いたします。
その場合、健康保険が使えるケースと使えないケースがあります。

粉瘤

粉瘤は、皮膚の中に袋ができて角質や皮脂などの老廃物が溜まっていき、皮膚が膨らんでくる良性の腫瘍です。
中央部の皮膚に袋の開口部の黒い点が見られます。強く圧迫すると、開口部から異臭の伴うドロドロとした内容物が漏れてくることもあります。
体のどこにでも出現しますが、特に、耳の周囲や背中、鼠経部などに好発します。
放置していても問題はありませんが、徐々に大きくなります。
自然治癒は望めませんので、手術によって取り除きます。
通常は痛みのないしこりですが、時に細菌感染を起こして急激に大きくなり痛みを伴うことがあり、炎症性粉瘤と呼びます。
強い炎症を伴う場合は、まず先に抗生薬の内服によって炎症を抑え、その後数か月縮小するのを待ってから手術を行います。